MENU

体を温める飲み物は「何を・いつ・どう飲むか」で選ぶ|冷やす飲み物との違いも

  • URLをコピーしました!

寒い日に温かい飲み物を飲むと、ほっとして体もゆるみます。
でも「体を温める飲み物」となると、ただ温かければいいわけではありません。

同じ飲み物でも、成分や淹れ方、飲む時間によって、体への働きかけは変わってきます。
そして意外と見落とされがちなのが、「実は体を冷やす飲み物」の存在です。

温かいコーヒーを飲んでいるのに、なぜか手足が冷える。
そんな経験がある人は、飲み物選びを少し見直すといいかもしれません。

ここでは、体を温める飲み物を「何を・いつ・どう飲むか」という視点で見ていきますね。

目次

体を温める飲み物、定番の顔ぶれ

まずは、冷え対策でよく名前が挙がる定番の飲み物を、
それぞれの持ち味とともに見ていきましょう。

白湯としょうが湯

いちばん手軽なのが白湯です。
ただのお湯ですが、内臓をやさしく温めて血行を促すとされ、
朝いちばんに飲むと一日のめぐりを整える習慣として取り入れやすい。

何も足さないので、体質や好みを選ばず続けられます。

温め素材の代表格が、しょうがです。
しょうがに含まれる辛味成分には、

冷えで細くなった血管を広げて血流を促す働きが期待されます。

すりおろしたしょうがにお湯とはちみつ、
レモンを加えるだけで、しょうが湯が簡単に作れます。
市販のしょうが湯でも手軽に楽しめます。

ココアと発酵茶

ココアも冷え対策で人気です。
カカオに含まれるポリフェノールには血流を促す働きがあるとされ、
体を温めながらリラックスもできる。

純ココアを選び、砂糖を控えめにするのがポイントです。

お茶では、発酵度の高いものが体を温める性質を持つとされます。

  • 紅茶
  • プーアール茶
  • ほうじ茶
  • 番茶

など。
同じ茶葉でも、焙煎や発酵の度合いで性質が変わるのが面白いところです。
ほうじ茶や番茶はカフェインも少なめなので、
夕方以降でも飲みやすいです。

根菜由来のお茶と漢方茶

黒豆茶、ごぼう茶といった根菜由来のお茶も、
体を温める性質を持つとされます。
ノンカフェインのものが多く、
就寝前にも取り入れやすいのが利点です。

しょうがやシナモン、朝鮮人参など
温める性質を持つ生薬を組み合わせた漢方茶もあります。
体の内側からじんわり温めたいときの選択肢です。

こちらもノンカフェインのものを選べば、
時間を気にせず楽しめます。

実は体を冷やす飲み物もある

温かい飲み物なら何でもいい、というわけではありません。
ここを知っておくと、飲み物選びの精度がぐっと上がります。

温度ではなく「性質」で見る

東洋医学では、
飲み物や食べ物に「体を温める性質」「体を冷やす性質」があると考えます。
大事なのは、飲むときの温度ではなく、その飲み物が持つ性質です。
ホットで飲んでも、冷やす性質のものは体を冷やす方向に働くことがある、
という考え方です。

つまり、「温かいから体が温まる」とは限らない

この視点を持つだけで、なぜか冷える理由が見えてくることがあります。

気をつけたい飲み物

冷やす性質を持つとされるのが、

  • コーヒー
  • 緑茶
  • 麦茶

など。

コーヒーや緑茶はカフェインを含み、
利尿作用で体を冷やす方向に働くことがあると言われます。
夏に飲む麦茶も、体の熱を取る性質を持つとされます。

だからといって、これらを飲んではいけないわけではありません。
コーヒーが好きなら楽しめばいい。
ただ、冷えが気になる人が「温活のつもりで」飲むなら、
選ぶものを意識してみる価値はある
ということです。

冷やす飲み物との付き合い方

冷やす性質の飲み物も、飲み方でカバーできます。
しょうがやシナモンを加えると、温め作用をプラスできます。
冷たい飲み物を一気にがぶ飲みせず、常温やホットにする。
氷をたっぷり入れた飲み物を毎日、というのは冷えやすい人には向きません。

要は、バランスです。
冷やすものを完全に断つのではなく、
温めるものと組み合わせて、全体として冷やしすぎない。
そのくらいのゆるさが、続けるコツです。

飲み方で効果は変わる

同じ飲み物でも、淹れ方や飲むタイミングで働きが変わります。
ここを押さえると、いつもの一杯がより効いてきます。

加熱と発酵で温め作用が変わる

面白いのが、しょうがです。
生のしょうがは血行促進の働きが中心ですが、
加熱すると体を温める成分が生まれるとされます。

つまり、しょうが湯のように加熱して飲むほうが、
温める目的には向いている、というわけです。

お茶も同じで、発酵度が高いほど温める性質が強まるとされます。
緑茶(不発酵)より紅茶(完全発酵)のほうが温め向き。
同じ茶葉から作られていても
加工で性質が変わるのは知っておくと選びやすくなります。

ゆっくり、両手で

飲み方にも、ちょっとしたコツがあります。
一気に飲むより、ゆっくり飲むほうが体は温まりやすい。
口の広いカップやお椀に淹れて、
両手で持って飲めば、手のひらも温まり、
湯気とともに香りも楽しめます。

香りにはリラックス効果もあるので、
ハーブティーや漢方茶なら、
蒸気を顔に感じながら飲むのもおすすめです。
飲むという行為そのものを、ちょっとした温活の時間にしてしまう感覚です。

飲み物だけに頼らない

大切な前提として、飲み物による温まりは一時的なものです。
一杯の白湯で冷え性が根本から変わるわけではありません。

飲み物は、あくまで温活の一部。

  • 適度な運動
  • 湯船に浸かる習慣
  • 体を締めつけない服装
  • 睡眠環境


こうした複数のアプローチと組み合わせることで、
冷えにくい体づくりにつながっていきます。

飲み物は、その中で「手軽に続けられる入り口」として位置づけると、
ちょうどいいです。

寝る前の一杯と、眠りの温活

飲み物と冷えの話で、ぜひ触れておきたいのが「寝る前」です。
ここは睡眠の質とも深く関わってきます。

寝る前におすすめの飲み物

体が温まると寝つきが良くなる、とよく言われます。
これは、手足から熱を放出して体の内側の温度が下がっていく過程で、
自然な眠りに入るためです。

寝る前に体を軽く温めておくと、
この切り替えがスムーズになりやすい。

寝る前の一杯には、
カフェインの少ないものが向いています。

  • 白湯
  • 黒豆茶
  • ごぼう茶
  • ホットミルク
  • 砂糖控えめのココア

逆に、コーヒーや緑茶などカフェインの多いものは、
寝つきを妨げることがあるので避けたほうが無難です。

温めたのに冷えていく時間

ここで少し考えたいことがあります。
寝る前に飲み物で体を温めても、
その効果は長くは続きません。

布団に入って眠りにつく頃には、
飲み物のぬくもりは薄れていきます。

しかも、眠っている間は体を動かさないので熱が生まれにくく、
体温は下がっていきます。

一日のうち6〜8時間、
つまり3分の1近くを、体が冷えやすい状態で過ごすわけです。
寝る前の一杯は入り口として大切ですが、
それだけでは眠っている間ずっとをカバーはできません。

眠っている時間をどう温めるか

そこで視野に入るのが、眠っている間そのものの温活です。
湯たんぽを布団に入れておく
寝具を見直す、といった工夫がここに当たります。

毎晩必ず使い
体にいちばん長く触れている寝具は
この長い時間の冷えを和らげるのに向いています。

天然素材や、鉱石を組み込んだ寝具など
さまざまなアプローチがあります。

寝る前の温かい一杯と、眠っている間の寝具。

この2つをセットで整えると
冷えと睡眠の両方に無理なくアプローチできます。

さいごに

体を温める飲み物は
白湯やしょうが湯、ココア、発酵茶などいろいろありますが
選ぶときは「何を・いつ・どう飲むか」を意識すると効いてきます。

温かければいいわけではなく、
飲み物が持つ性質、加熱や発酵による違い、飲むタイミング。

そして、コーヒーや緑茶のように実は冷やす飲み物があることも、
頭に入れておくと役立ちます。

飲み物は手軽な温活の入り口ですが、効果は一時的。
特に眠っている間の冷えは、飲み物だけではカバーしきれません。
寝る前の一杯と、眠りの時間の寝具をセットで考えると、冷え対策がぐっと立体的になります。

温活全体の考え方や、具体的な温活グッズについても、
あわせて読んでみてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次