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温活とは?体を温める意味とメリット、無理なく続く始め方と「眠りの温活」まで

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「温活」という言葉、この数年でずいぶん定着しました。
腹巻や白湯、湯たんぽ。

なんとなく「体を温めること」という理解で使っている人が多いと思いますが、
実際にやろうとすると
「何から始めればいいの?」
「どこまでやれば温活なの?」と、意外とふわっとしています。

温活は、難しく考える必要のないものです。
特別な道具も、まとまった時間もいりません。

ただ、ちょっとした考え方の軸を持っておくと、
続けやすさが変わります。

ここでは、温活とは何かという基本から、
始め方、そして見落とされがちな「眠っている時間の温活」まで、
無理なく続けるための話をしていきますね。

目次

温活とは何か

まずは言葉の意味と、
なぜ今これほど注目されているのかというところから見ていきましょう。

体を温めて整える暮らし方

温活とは、日々の暮らしの中で体を温める習慣を取り入れて、
心身を健やかに整えていくこと。
ざっくり言えば、そういう考え方です。

エアコンやストーブのような外からの熱に頼りきるのではなく、
自分の体が持つ「温める力」を大切にする、というニュアンスが含まれています。

湯船にゆっくり浸かる、温かい飲み物を選ぶ、
体を締めつけない服を着る、軽く体を動かす。

どれも特別なことではありません。
こうした小さな積み重ねで、体を冷やしにくい状態に整えていくのが温活です。
一時的なものではなく、
生活に根づかせていくのがポイントになります。

なぜ今、温活なのか

冷えに悩む人が増えている背景には、
現代の暮らし方があると言われています。
交通機関の発達やデスクワーク中心の生活で
体を動かす機会が減り、熱を生む筋肉量も落ちやすくなりました。

さらに、空調が行き届いたことで、
自分で体温を調節する必要が減ったのも一因とされます。
夏は冷房、冬は暖房と、一年中快適な室温で過ごせる反面、
体が自力で温まる機会が減っている、というわけです。

便利になったからこそ冷えやすい、
という少し皮肉な状況が、温活が注目される土台になっています。

冷えは夏にも起きる

温活は冬のもの、というイメージがあるかもしれません。
でも、冷えは夏にも起こります。むしろ夏のほうが油断しやすい。
冷房の効いた室内で長時間過ごすと、体はしっかり冷えていきます。

外は暑いのに、オフィスでは足元が冷たい。
そんな経験、ありませんか。

夏場こそ、靴下を一枚履く、羽織るものを用意する
冷たい飲み物ばかりにしない、といった工夫が効いてきます。
温活は、季節を問わず一年を通して意識したい習慣なんです。

温活で期待できること

体を温めると、具体的にどんな良いことがあるのか。
過度に期待しすぎない範囲で、
一般的に語られていることを見ていきます。

血のめぐりとの関係

体を温めることの中心にあるのが、血のめぐりです。
血流が促されると、手足の先まで熱が届きやすくなり、
冷えが和らぐと言われます。

酸素や栄養が全身に行き渡ることは、健康を維持するうえでの基本でもあります。

逆に体が冷えて血流が滞ると、
内臓の働きや新陳代謝が落ちやすくなる、という指摘もあります。
温活は、この巡りを整えるための日々の手入れ、
と捉えるとわかりやすいかもしれません。

気持ちとリラックス

体を温めることは、気持ちの面にも関わってきます。
冷えて体が緊張した状態が続くと、心も張り詰めやすい。

反対に、じんわり温まると、
ほっと力が抜けてリラックスしやすくなります。

湯船に浸かったときの、あの「ふぅ」とゆるむ感覚。
あれは温活のわかりやすい効用のひとつです。
イライラや不安で落ち着かないとき、
温かい飲み物を一杯飲むだけでも気持ちがリセットされることがあります。
温活は、体だけでなく心のセルフケアでもあるんです。

過度な期待はしないという前提

一方で、気をつけたいこともあります。
温活は健康習慣であって、医療ではありません。

「温活で病気が治る」
「体温を上げれば必ず痩せる」といった強い効果をうたう情報には、
慎重に接したほうがいいでしょう。

体を温めることで得られるのは、
あくまで日々のコンディションを整えやすくすること。

劇的な変化を求めるより、
「冷やさない生活を続けることで、なんとなく調子がいい」
くらいの手ごたえを目指すのが、現実的で長続きします。

無理なく始める温活

では、実際に何から始めればいいのか。
がんばらずに続けられる、基本の考え方を紹介します。

「首」のつく場所を温める

温活の入り口としてよく言われるのが、
「首」のつく場所を温めることです。首、手首、足首。

この3つは皮膚が薄く、太い血管が通っているため、
ここを温めると効率よく全身に温かさが行き渡ると言われています。

ネックウォーマー、アームウォーマー、レッグウォーマー、靴下。
どれも手軽につけ外しできて、値段も手頃です。

まずはこの「三首」を冷やさないことから始めると、
温活のとっかかりがつかみやすくなります。

体の中から温める

外から温めるだけでなく、内側からのアプローチも温活の一部です。
温かい飲み物や、体を温めるとされる食べ物を選ぶ。
冷たいものばかりを一気にとらない。
生姜や根菜を食事に取り入れる。

ただし、飲食物による温まりは一時的なものです。
一杯の白湯で体質が変わるわけではありません。

毎日の食習慣として無理なく続けることで、
体を冷やしにくいリズムをつくっていく、という捉え方が大切です。

入浴と軽い運動

温活の中でも効果を感じやすいのが、入浴です。
シャワーで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
全身が芯から温まり、リラックスもできて、一石二鳥です。
鉱石を使った入浴剤などで、この時間をより楽しむ人もいます。

体を動かすことも忘れずに。
熱を生むのは筋肉なので、軽いストレッチやウォーキングで体を動かす習慣があると、
温活の土台が整います。

激しい運動でなくて構いません。
続けられる範囲で体を動かすことが、
冷えにくい体づくりにつながります。

一日の3分の1を占める「眠りの温活」

ここまでの温活は、主に起きている時間の話でした。
でも、温活を考えるうえで抜け落ちがちな時間帯があります。
眠っている時間です。

睡眠と体温の関係

私たちは、体温が下がっていく過程で自然な眠りに入ります。
手足の先から熱を放出して、
体の内側の温度(深部体温)を下げることで、
すっと眠りに落ちる仕組みです。

ところが冷えがあると、この仕組みがうまく働きません。
手足が冷たくて熱を放出できず、布団に入っても寝つけない、熟睡できない。
冷えは、眠りを妨げる原因にもなっているんです。
だから、温活と睡眠は、実はとても深く結びついています。

寝る前と寝ている間を分けて考える

眠りの温活は、2つの場面に分けて考えるとわかりやすいです。
ひとつは寝る前。
入浴やストレッチ、温かい飲み物で血流を良くしておくと、寝つきが良くなりやすい。
手足が温まって熱を放出できる状態になるからです。

もうひとつが、眠っている間そのもの。
この時間は体を動かさないので熱が生まれにくく、体温は下がっていきます。
一日のうち6〜8時間、つまり3分の1近くをこの状態で過ごすわけですから、
ここを整える意味は小さくありません。

湯たんぽや寝具の工夫で、
この長い時間の冷えを和らげることができます。

寝具という温活のアイテム

眠っている間の温活で鍵になるのが、寝具です。
毎晩必ず使い、体にいちばん長く触れているもの。
だからこそ、素材や機能を選ぶ意味があります。

天然素材の温もりを活かした寝具、
遠赤外線に着目したもの、鉱石を組み込んだものなど、
寝具にもさまざまなアプローチがあります。

何かをがんばる必要がなく、
横になっているだけでその時間が温活になる
——これは寝具ならではの強みです。

温泉の湯治のように「体を温めて休む」時間を、
家の眠りに取り入れる発想は、
温活の自然な行き着き先のひとつだと思います。

さいごに

温活とは、体を温める習慣を暮らしに取り入れて、
心身を整えていくこと。

首・手首・足首を冷やさない、温かいものを選ぶ、湯船に浸かる、軽く体を動かす。
特別なことは何もいりません。
夏の冷房冷えも含めて、
一年を通してゆるやかに続けるのがコツです。

そして忘れずにおきたいのが、一日の3分の1を占める眠りの時間
ここは温活の空白地帯になりがちですが、寝る前の習慣と、寝具の工夫で整えられます。
冷えと眠りは深くつながっているからこそ、温活の総仕上げは寝室にある、と言えるかもしれません。

具体的な温活グッズの選び方や、
おうちで楽しむ温浴の話も、あわせて読んでみてください。

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